家づくりと暮らしのこと。

とある夫婦の家づくりの記録

#01 歯列矯正はじめました!

こんにちは!もちょです。

 

突然ですが、わたくし歯列矯正をはじめました!

なんだか夏になると目にする「冷やし中華」のフレーズみたいですね。笑

 

本当は家づくりシリーズが完結したら書こうと思っていたのですが、悲しいかなエイジングとともに過去のことを思い出しにくい脳になってきているので・・

家づくりシリーズと並行して、暮らしシリーズはタイムリーな内容を投稿していきたいなと思い始めた次第ですので、お付き合いいただけると嬉しいです☆

 

ちなみに、カテゴリも付けてみましたが無料版でどんな仕様になるのかいまいちわかっておりませんので、少しずつ勉強します。

 

ということで、今回は歯列矯正に至る経緯から書いてみます。

歯並びが悪いことを自覚したのは小学生高学年か中学生の頃、学校で行われる歯科検診がきっかけでした。担当の先生が本当にさら~っと「下の歯が2本少ないね」とおっしゃったのです・・!

 

わたし 「え!?」

先生  「気づいてなかった?一般的に犬歯の間は4本あるんだよ。

     あなたは下の犬歯の間が2本しかないでしょ」

わたし 「(鏡で見ながら)ほんとだ・・」

先生  「だから前歯が噛み合ってないんだよ。顎が小さくて生えなかったのかもね」

 

と、こんな感じの会話だったのですが、雷に打たれたような衝撃でした。

下の前歯は少し隙間があいていて、いわゆるすきっ歯なだけでまさか顎が小さいなんて発想もなく、まして2本足りないなどと思ったことはない。しかも前歯が噛み合ってないなんて・・!それまでも何度か歯科に通っていたハズなのに、言われたことが無かったのです。噛み合っていないと言われて気付くのもどうかと思いますが、永久歯が生えてからずっとこの状態なので、嚙み合わないのが当たり前というかこういうものとして生活していたためそこまで気になっていなかったんですよね。笑

 

また、上の犬歯は少し大きめで存在感があり隣の歯を差し置いて前に出ているのですが、左右対称でそれなりに見える(と思っていた)うえ、「八重歯」と表現すればチャームポイントのようにプラスに捉えることができるので、歯並びが悪いことは自覚したもののあまり深刻に考えずに学生時代を過ごしました。

 

最初に矯正を検討したのは20代で一人暮らしをするようになってから。バイト先のお客様に「矯正しないの?」と言われ、あの衝撃以来久しぶりに歯並びを意識するタイミングができたのです。

さっそく通ってた歯科で矯正について相談してみると、なかなかの難色を示されました。ほかにも数軒の歯科で同じ相談をしましたが前向きな回答をいただけることは無く結局諦めることに・・。わたしの歯並びはそんなに酷いのかと初めて認識しけっこう凹みました。

 

矯正を諦めてからというもの、確かに前歯は噛み合ってないし、下顎が小さいためか舌の納まりが悪いというか置き場が狭いと感じるように。いびきも歯並びが影響しているのかな?と思い当たる節がたくさん出てきていました。そのタイミングで顎関節症を発症し、顎がカクカクしたり激痛で口が開かくなってしまい、口腔外科(だったかな?)で相談したところ矯正を検討してはとのアドバイスをいただきました。

諦めた矯正を再度検討しなくてはならないのは少し複雑でしたが、顎関節症は噛み癖も影響するようですし、当時は見た目にわかるくらいはっきりと顔がゆがんでいたので、これはさすがにヤバいなと思ったのを覚えています。

仕方なくその時通っていた歯科で相談したのですが、他院で難色を示されている理由や顎関節症のことも含め丁寧に回答してくださいました。

 

どうもわたしの歯並びは上下の前後差が大きすぎるため手術を伴う矯正になるとのこと。前後差があるため前歯は一切噛み合わず、唯一噛み合う奥歯の数本で咀嚼を担っているので負担がかかり顎関節症の要因になっているのではないか、との見解でした。

顎が小さい(2本少ない)ことの弊害を痛感した出来事でしたが、これまでのモヤモヤがクリアになりました。

 

結局、手術を伴う矯正はできないということで、その歯科でも見送ることになったのですが、上の前歯は永久歯なのに生えたときのまま削れていない(上下が嚙み合うと歯同士が当たってだんだんと削れる)ことと、奥歯の摩耗が年齢相応以上に進んでいることを教えていただきました。

顎関節症についても直接的な方法ではなったですが、噛み癖を意識することと、マウスピースで奥歯をケアすることで少しずつ回復していきました。

つくづく矯正には縁がないようでまたも諦めることになりましたが、この頃には歯並びがコンプレックスになっていたので、少しでも綺麗に見えるようにとホワイトニングにお金をかけていました。

 

そんなこんなでだいぶ時間が経ち、最近新たに通い始めた歯科で状況が一変したのです。なんと先生の方から「矯正の専門医が居て無料の相談ができますよ」と仰るではありませんか!今まではダメモトで相談していたのに、これは望みがあるのでは?と嬉しくなりました。

 

8020運動を目標にしていること、奥歯を温存する(負担を減らす)ために矯正をしたいこと、前歯でお肉を噛み切りたいこと、など矯正を諦めてきたこれまでの出来事や希望を専門医に伝え、いざ診察していただくと過去の先生方と似た反応でいっきに不安になりました。

 

専門医 「・・これは手術が必要ですね、顎変形症といって矯正と顎の手術によって

     噛み合わせを治すことになります」

 

わたし 「手術しないで上の歯だけ矯正することもできますか?」

 

専門医 「できますが、それだと嚙み合わせの改善は難しいかと。

     手術の場合は術前・術後の矯正も含め保険適用になります」

 

わたし 「保険適用?」

 

専門医 「詳しくは大学病院で診察しないとはっきりとは言えませんが、

     大学病院で相談を希望されるようでしたら紹介状を書きますよ」

 

ほかにも保険適用と適用外の費用(相場)や矯正する場合の抜歯箇所など事前に用意していた一通りの質問に回答をいただき、紹介状をお願いすることにしました。

3度目の正直とはこのことでしょうか!笑

 

これまで何度も諦めた矯正に希望の光がみえたので、とりあえず大学病院で診察をしてもらわねば!と紹介状を片手に予約の電話をするも、全っっっっ然つながりません・・。そんなことを数日くり返し鬼電の末つながるも、今度は3か月先まで予約がいっぱいと言われ撃沈です。え、無理すぎん?!やっぱり前途多難やん。

翌月の1日に4カ月目の予約枠が解禁されるというので、数週間待ってまた鬼電。せっかくみえた光を逃すまいともはや執念に近いですね。

 

無事4か月後の初診予約を入れ、待機の時間をつかって別の歯科3軒に相談に行きました。歯科によって費用や方針が違うそうなのでいろいろな意見を聞いてみたいと思ったのです。上の歯を矯正するパターンで(手術のことは伏せて)相談したのですが、3軒中2軒で手術が必要と言われました。どちらも紹介状には至らず難しいとの回答で終了だったので、過去の先生方と同じ感じですね。これはもう慣れっこなので気にしません。もう1軒は、歯茎の状態や骨格など総合的に判断したうえで「矯正をしないことをすすめる」という回答をいただき新鮮でした。

 

手術しないで上の歯を矯正してくれる歯科を探すことも検討したし、矯正しないでこのまま過ごすことも検討したのですが、最終的に大学病院で顎変形症と正式に診断されたので決心がつき、手術ありきの矯正をすることになったのです。

 

最初に矯正を検討したときから20年弱経ってやっとスタートラインに立てたので、今後も暮らしシリーズで進捗をお知らせしたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました☆