家づくりと暮らしのこと。

とある夫婦の家づくりの記録

#3 歯並びにも病名があるなんて!~近況をご報告します~

こんにちは!もちょです。

本日も暮らしシリーズの歯列矯正#3です。忘れないうちに書いておきたいのでどうぞお付き合いください。

 

前回おまけとして歯形の画像を貼ってみましたが、我ながら衝撃的でした。あのアングルで客観的に見るとインパクトが大きすぎですね!笑

上下の差は、体感だと指先くらいなんですが、計測によると2センチ弱あるそうです。そりゃ前歯で嚙み切れる訳ないわ~

 

わたしはずっと噛み合わないのが普通として生活してきたので、前歯で噛み切るということを体験したことがない(=比較対象がない)分、そこまでの不便を感じていないのが不幸中の幸いだと思っております。

 

さてさて、わたしの病名は「顎変形症による上顎突出」だそう。上顎は少し出てる+下顎が小さいということであのような上下の差になるわけですね。といっても上顎が出てるよりは、どちらかというと下顎が小さいことがメインなようで、担当の先生は「顎が無い」と何度も仰ってました!歯科的観点でいうと私に顎はないらしいです 笑

プランとしては、上を2本抜歯して前歯を並べつつ後ろに下げる+下は歯を回転させたり並べたりしたうえで手術する(下顎を前に出す)とのこと。このときにオトガイも出すかもしれないと言われたのですが、これは選択権があるなら拒否したいなぁと考えています。わたしの場合、下顎が出るので今よりはシャクレた感じになるのが確定していて、ただでさえ顔が変わるのにオトガイまで出たときのイメージができなくて不安なんですよね。手術後の顔のシミュレーションができないものか相談したのですが、審美目的ではないので、そこまでのシミュレーションはできないという感じでした。このあたりは保険適用の矯正ならではなのかもしれません。

 

わたし的にオトガイより気になっているのが上の歯茎で、歯と連動するように(?)ボコボコしているので以前ほかの歯科医で質問したところ、これは頭蓋骨の形だから歯並びでは変わらず別の手術が必要になるとのことでした。不謹慎ですが、これが誤診で歯がきれいに並んでいくうちに歯茎も引っ込んでくるといいな~と淡い期待を抱いています  笑

というか下顎の手術のときに歯茎も一緒に手術してもらえないものか・・

 

そして近況はというと、6月に上下奥歯に輪っかの装具を着け、7月に下のブラケットと一番細いワイヤーを装着&上は裏側に器具を着けました。8月中に上の表にブラケットを装着予定で抜歯は9月に決まりました。先立って抜歯の説明を受けたのですが、力ずくで強制的にグラつかせて抜くようです・・怖

 

矯正を開始してからは毎月1~2回のペースで通っていて、基本的に先生主導で次に何をするのかよくわからないまま予約を取っているのですが、お任せというかこういうものなんでしょうか?少しモヤ~とする感じもあるのですが、わたしが勉強不足なだけですね・・汗

担当の先生はとても話しやすい方ですし、なにより自分の体のことなので、これからはとんちんかんなことでもどんどん質問したい思います!

 

そうそう、奥歯の装具を着ける前に歯の隙間を作るための青ゴムを1週間ほど挟んだのですが、これが本当にツラかったです。青ゴムが取れないように食事と歯磨きに気を付けなきゃいけなくて面倒だし、矯正の洗礼ともいえる鈍~い痛みが数日続きました。あの痛みとの闘いが今後も(ワイヤーが変わったり調整するたびに)あると思うと心が折れそう・・はぁ。

あとですね、ワイヤーの間にとにかく食べ物が挟まるんです!泣 これも仕方ないと思いますがだいぶ苦戦しています。挟まってるのが気になって食事が苦痛になってしまい、あわよくばダイエットできないものかと発想を転換しながらやり過ごしている日々です。上の裏側の器具で舌に傷が増えた&活舌も地味に悪くなったし、ブラケットがあたって口内炎もできまくっていますが、歯並びのコンプレックスから解放されるその日まで何とか頑張りたいと思います!

しかし矯正先輩方はみんな険しい道を乗り越えてきたんですね~。すごい。

 

少し愚痴ってしまいましたが、だんだんと慣れて痛みも落ち着いてきたので矯正開始~ここまでの経過をまとめてみました。最後までお読みいただきありがとうございました☆

#2 開始までの道のりが長かった・・初診の診断結果やいかに⁉

こんにちは!もちょです。 

 

今回は暮らしシリーズの歯列矯正#2です。大学病院での初診~矯正開始までの流れについてお話ししたいと思いますので、どうぞお付き合いください。

 

昨年の6月に紹介状をいただき、初診の予約が取れたのが10月中旬でした。4か月も待つとはびっくりでしたが、コロナ禍でマスク生活を余儀なくされていたので、その間に歯列矯正をする方が増えたと先生が仰ってました。納得~。

 

初診では口内の診察に加え「過去に矯正をしたことはあるか」「下の歯が少ないことを認識したのはいつか」などの質問に答え、手術を伴う矯正が必要との診断結果をいただけたので、矯正に向けて大きく前進という感じでした。

 

ただ、もろもろの事前検査が必要で、2か月後の12月(←最短の空き状況がコレ)に検査の予約をし、レントゲンや歯形をとったり顔面を計測しました。口内の状態がわかったのが今年2月で、結果を踏まえて先生方が考えてくれた矯正プランをざっと説明いただきました。

手術を伴う矯正の場合、術前矯正→手術→術後矯正がセットで、事前検査で手術できる(血が止まらない体質等でない)ことがわからないと開始できないそう。ということで次は体内の検査で血液採取や心電図検査などを経て、今年の4月にハレて矯正開始が決まりました!!パチパチ!

と言っても、先生から特別な告知があるわけでもなく拍子抜けするくらいヌル~っとしていて「次回の予約はこの日空いてるけどどう?」「大丈夫です」という感じで虫歯治療に通ってるくらいの感覚でした!笑

 

一般的な矯正だと説明を聞いて契約書にサインしたりローンを組んだりするイメージがあったので、手術を伴うとなればもっと仰々しいものかと思っていたのですが・・手術を伴う矯正(=保険適用)だと、検査も含め毎回診察内容に応じて点数で計算されてその都度精算して帰るので、普通の通院と何ら変わらないみたいです。

 

さてさて、初診から開始までのお話でした。私の場合、開始までに約1年費やしていますが、これは単に予約が取れず(&空いてる日に予定が合わないも含む)2か月間隔になってしまったからという理由なので、混んでいなければもっと短期間で開始できたと思われます・・始めたタイミングが悪かったのが少し悔やまれますが、無事スタートラインに立てました。混んでるということは、お世話になっている大学病院に仲間がたくさんいるのだと考えることにして頑張ります☆

前歯でお肉を噛み切れる日を夢見て・・!

 

余談ですが、手術を伴う矯正は当然ですが手術ありきで保険適用となっているので、術前矯正である程度歯並びが整ってきても手術しないで辞めることはできないそう。ないと思いますが万が一手術しないで辞めたりすると、それまでの保険適用分の差額を請求されるんですって・・怖

 

今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

【おまけ】

2月の検査結果で歯形を見せてもらったので画像を貼っておきます。病名や進捗について次回お話ししたいと思います。

 

わたしの歯型

#01 歯列矯正はじめました!

こんにちは!もちょです。

 

突然ですが、わたくし歯列矯正をはじめました!

なんだか夏になると目にする「冷やし中華」のフレーズみたいですね。笑

 

本当は家づくりシリーズが完結したら書こうと思っていたのですが、悲しいかなエイジングとともに過去のことを思い出しにくい脳になってきているので・・

家づくりシリーズと並行して、暮らしシリーズはタイムリーな内容を投稿していきたいなと思い始めた次第ですので、お付き合いいただけると嬉しいです☆

 

ちなみに、カテゴリも付けてみましたが無料版でどんな仕様になるのかいまいちわかっておりませんので、少しずつ勉強します。

 

ということで、今回は歯列矯正に至る経緯から書いてみます。

歯並びが悪いことを自覚したのは小学生高学年か中学生の頃、学校で行われる歯科検診がきっかけでした。担当の先生が本当にさら~っと「下の歯が2本少ないね」とおっしゃったのです・・!

 

わたし 「え!?」

先生  「気づいてなかった?一般的に犬歯の間は4本あるんだよ。

     あなたは下の犬歯の間が2本しかないでしょ」

わたし 「(鏡で見ながら)ほんとだ・・」

先生  「だから前歯が噛み合ってないんだよ。顎が小さくて生えなかったのかもね」

 

と、こんな感じの会話だったのですが、雷に打たれたような衝撃でした。

下の前歯は少し隙間があいていて、いわゆるすきっ歯なだけでまさか顎が小さいなんて発想もなく、まして2本足りないなどと思ったことはない。しかも前歯が噛み合ってないなんて・・!それまでも何度か歯科に通っていたハズなのに、言われたことが無かったのです。噛み合っていないと言われて気付くのもどうかと思いますが、永久歯が生えてからずっとこの状態なので、嚙み合わないのが当たり前というかこういうものとして生活していたためそこまで気になっていなかったんですよね。笑

 

また、上の犬歯は少し大きめで存在感があり隣の歯を差し置いて前に出ているのですが、左右対称でそれなりに見える(と思っていた)うえ、「八重歯」と表現すればチャームポイントのようにプラスに捉えることができるので、歯並びが悪いことは自覚したもののあまり深刻に考えずに学生時代を過ごしました。

 

最初に矯正を検討したのは20代で一人暮らしをするようになってから。バイト先のお客様に「矯正しないの?」と言われ、あの衝撃以来久しぶりに歯並びを意識するタイミングができたのです。

さっそく通ってた歯科で矯正について相談してみると、なかなかの難色を示されました。ほかにも数軒の歯科で同じ相談をしましたが前向きな回答をいただけることは無く結局諦めることに・・。わたしの歯並びはそんなに酷いのかと初めて認識しけっこう凹みました。

 

矯正を諦めてからというもの、確かに前歯は噛み合ってないし、下顎が小さいためか舌の納まりが悪いというか置き場が狭いと感じるように。いびきも歯並びが影響しているのかな?と思い当たる節がたくさん出てきていました。そのタイミングで顎関節症を発症し、顎がカクカクしたり激痛で口が開かくなってしまい、口腔外科(だったかな?)で相談したところ矯正を検討してはとのアドバイスをいただきました。

諦めた矯正を再度検討しなくてはならないのは少し複雑でしたが、顎関節症は噛み癖も影響するようですし、当時は見た目にわかるくらいはっきりと顔がゆがんでいたので、これはさすがにヤバいなと思ったのを覚えています。

仕方なくその時通っていた歯科で相談したのですが、他院で難色を示されている理由や顎関節症のことも含め丁寧に回答してくださいました。

 

どうもわたしの歯並びは上下の前後差が大きすぎるため手術を伴う矯正になるとのこと。前後差があるため前歯は一切噛み合わず、唯一噛み合う奥歯の数本で咀嚼を担っているので負担がかかり顎関節症の要因になっているのではないか、との見解でした。

顎が小さい(2本少ない)ことの弊害を痛感した出来事でしたが、これまでのモヤモヤがクリアになりました。

 

結局、手術を伴う矯正はできないということで、その歯科でも見送ることになったのですが、上の前歯は永久歯なのに生えたときのまま削れていない(上下が嚙み合うと歯同士が当たってだんだんと削れる)ことと、奥歯の摩耗が年齢相応以上に進んでいることを教えていただきました。

顎関節症についても直接的な方法ではなったですが、噛み癖を意識することと、マウスピースで奥歯をケアすることで少しずつ回復していきました。

つくづく矯正には縁がないようでまたも諦めることになりましたが、この頃には歯並びがコンプレックスになっていたので、少しでも綺麗に見えるようにとホワイトニングにお金をかけていました。

 

そんなこんなでだいぶ時間が経ち、最近新たに通い始めた歯科で状況が一変したのです。なんと先生の方から「矯正の専門医が居て無料の相談ができますよ」と仰るではありませんか!今まではダメモトで相談していたのに、これは望みがあるのでは?と嬉しくなりました。

 

8020運動を目標にしていること、奥歯を温存する(負担を減らす)ために矯正をしたいこと、前歯でお肉を噛み切りたいこと、など矯正を諦めてきたこれまでの出来事や希望を専門医に伝え、いざ診察していただくと過去の先生方と似た反応でいっきに不安になりました。

 

専門医 「・・これは手術が必要ですね、顎変形症といって矯正と顎の手術によって

     噛み合わせを治すことになります」

 

わたし 「手術しないで上の歯だけ矯正することもできますか?」

 

専門医 「できますが、それだと嚙み合わせの改善は難しいかと。

     手術の場合は術前・術後の矯正も含め保険適用になります」

 

わたし 「保険適用?」

 

専門医 「詳しくは大学病院で診察しないとはっきりとは言えませんが、

     大学病院で相談を希望されるようでしたら紹介状を書きますよ」

 

ほかにも保険適用と適用外の費用(相場)や矯正する場合の抜歯箇所など事前に用意していた一通りの質問に回答をいただき、紹介状をお願いすることにしました。

3度目の正直とはこのことでしょうか!笑

 

これまで何度も諦めた矯正に希望の光がみえたので、とりあえず大学病院で診察をしてもらわねば!と紹介状を片手に予約の電話をするも、全っっっっ然つながりません・・。そんなことを数日くり返し鬼電の末つながるも、今度は3か月先まで予約がいっぱいと言われ撃沈です。え、無理すぎん?!やっぱり前途多難やん。

翌月の1日に4カ月目の予約枠が解禁されるというので、数週間待ってまた鬼電。せっかくみえた光を逃すまいともはや執念に近いですね。

 

無事4か月後の初診予約を入れ、待機の時間をつかって別の歯科3軒に相談に行きました。歯科によって費用や方針が違うそうなのでいろいろな意見を聞いてみたいと思ったのです。上の歯を矯正するパターンで(手術のことは伏せて)相談したのですが、3軒中2軒で手術が必要と言われました。どちらも紹介状には至らず難しいとの回答で終了だったので、過去の先生方と同じ感じですね。これはもう慣れっこなので気にしません。もう1軒は、歯茎の状態や骨格など総合的に判断したうえで「矯正をしないことをすすめる」という回答をいただき新鮮でした。

 

手術しないで上の歯を矯正してくれる歯科を探すことも検討したし、矯正しないでこのまま過ごすことも検討したのですが、最終的に大学病院で顎変形症と正式に診断されたので決心がつき、手術ありきの矯正をすることになったのです。

 

最初に矯正を検討したときから20年弱経ってやっとスタートラインに立てたので、今後も暮らしシリーズで進捗をお知らせしたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました☆